2026年11月02日

耐油ホースの仕様の読み方|内径・外径・耐圧・対応燃料の見方と選び方

耐油ホースの商品ページには、「内径」「外径」「口径」「耐圧」「対応流体」など、たくさんの数字や用語が並んでいます。初めて選ぶときは、どれを見ればよいのか迷いやすいところです。

この記事では、当店の20Aホース(JFH-3M-20AMFなど)の仕様を例に、それぞれの意味と見るべきポイントをまとめます。

結論:まず見るのは「口径」「金具」「対応流体」の3つ

仕様表の項目のうち、選び間違いに直結するのは次の3つです。内径・外径・耐圧は、そのあとで確認すれば十分です。

  • 口径(20A・25Aなど):接続部のサイズ
  • 接続金具(オス×オス・オス×メス、ねじ規格):つなぐ相手との相性
  • 対応流体:使う燃料に対応しているか

仕様表の用語と意味

項目 意味 20Aホースの例
口径 接続部のサイズを表す呼び方 20A(3/4")
内径 ホースの内側の太さ(燃料の通り道) 19mm
外径 ホース全体の外側の太さ 30mm
耐圧 ホースが耐えられる圧力の目安 2MPa
対応流体 使用できる燃料の種類 ガソリン・軽油・灯油・A重油
接続金具 両端の金具の形とねじ規格 オス×メス(BSPP 3/4" 平行ねじ)

各項目の見方

口径:「20A」は内径の数字ではありません

「20A」は接続部のサイズを表す呼び方で、内径(19mm)の数字とは一致しません。「20Aだから内径20mm」と考えず、口径は接続部を合わせるための数字と捉えてください。口径の測り方は給油ノズル・ホースの口径の測り方で解説しています。

内径と外径:取り回しと設置スペースに関わります

内径は燃料の通り道の太さ、外径はホース自体の太さです。ホースを収納するケースやホルダーに通す場合は、外径も確認しておくと安心です。

耐圧:数字が大きいほど良い、とは限りません

耐圧は、ホースが耐えられる圧力の目安です。実際にかかる圧力はポンプの能力や設備によって決まるため、お使いの設備の条件に対して余裕があるかを確認しましょう。

対応流体:使う燃料を必ず確認

当店の20Aホースは、ガソリン・軽油・灯油・A重油に対応しています。重油の給油についてはA重油・重油の給油に適したノズル・耐油ホースの選び方もご覧ください。

接続金具:両端の形とねじ規格

オス×オスかオス×メスか、ねじ規格が平行ねじ(BSPP)かどうかを確認します。違いはオス×オスとオス×メスの違いの記事で解説しています。

注文前のチェックリスト

  • 口径(20A・25A)は、いまのホースと同じか
  • 両端の金具(オス・メス)は、いまのホースと同じか
  • ねじ規格は平行ねじ(BSPP)で合っているか
  • 使う燃料は、対応流体に含まれているか
  • 長さ(3m・5mなど)は、設置場所に合っているか

長さの選び方は耐油ホースの長さ選びもご参考ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 「20A」と内径19mmは違うサイズですか?

A. 「20A」は接続部のサイズを表す呼び方で、内径の数字とは別です。商品ページでは、口径と内径が別の項目として記載されています。

Q. 耐圧2MPaなら、どんなポンプでも使えますか?

A. 耐圧はホースが耐えられる圧力の目安です。お使いのポンプや設備の条件に合うかは、別途ご確認ください。ご不明な場合はお問い合わせください。

Q. 仕様表を見ても、自分の機器に合うか分かりません。

A. 接続部と古いホースの写真をお送りいただければ、適合する商品をご案内します。

Q. ホースの交換時期の目安はありますか?

A. 耐油ホースは使用環境にもよりますが、一般的に3〜5年での交換が目安です。硬化・変色・亀裂が見られる場合は、早めの交換をおすすめします。劣化のサインは耐油ホース・給油ノズルの劣化サインの記事をご覧ください。

まとめ

仕様表は、「口径・金具・対応流体」の3つから見ると迷いません。そのうえで、内径・外径・耐圧が設備に合うかを確認しましょう。当店の耐油ホース一覧から、口径と長さでお選びいただけます。

数値は商品ページ記載のものです。仕様は商品により異なりますので、ご購入前に各商品ページをご確認ください。

← 選び方ガイドの一覧へ